論文採録と特許取得
バックグラウンド認証®の世界的な評価
IEEE(IJCB 2023)での論文採録
■タイトル
Two-Dimensional Dynamic Fusion for Continuous Authentication
■著者情報(論文掲載順)
Nuttapong Attrapadung(国立研究開発法人産業技術総合研究所)
Goichiro Hanaoka (国立研究開発法人産業技術総合研究所)
Haochen M. Kotoi-Xie(株式会社AnchorZ)
Takahiro Matsuda(国立研究開発法人産業技術総合研究所)
Takumi Moriyama(株式会社AnchorZ)
Takao Murakami(大学共同利用機関法人情報・システム研究機構統計数理研究所)
Hidenori Nakamura(株式会社AnchorZ)
Jacob C. N. Schuldt(国立研究開発法人産業技術総合研究所)
Masaaki Tokuyama(株式会社AnchorZ)
Jing Zhang(株式会社AnchorZ)
■発表会議
2023 IEEE International Joint Conference on Biometrics (IJCB)
■会議開催日・場所
2023/09/25~28 スロベニア
■論文概要
本論文では、マルチバイオメトリクス継続認証のための新しい手法「2次元動的融合」を提案します。本手法の重要な着眼点は、マルチバイオメトリクス継続認証では、分類器と時間という2つの次元で一致スコアを計算することです。これに基づき、認証が行われる状況 (コンテキスト) に応じて分類器のサブセットを動的に選択し、マルチ分類器融合とマルチサンプル融合により一致スコアを融合させます。実験評価により、本手法は既存の融合方式よりも、リソース使用量と精度の間でより良いバランスを実現することを示します。特に、マルチサンプル融合を採用することにより、同程度のスコア計算量で既存の手法よりも高い精度を実現することを示します。
■DOI
10.1109/IJCB57857.2023.10448866
■採録を受けて
DZ Security®のコアの技術である、弊社のバックグラウンド認証®は、米国電気電子学会(IEEE)による2023年の認証国際会議(IJCB 2023)において、その技術が認められ論文が採録されています。
IJCBは世界で最も権威のある認証会議です。論文が採録されたことは、バックグラウンド認証®の安全性と独自性が、世界で最高峰の評価を受けたことを意味しています。
バックグラウンド認証®は、本人は認証の負担なく利用でき、かつ、誰もなりすましができない認証技術です。今後の世界標準の認証技術になるべく、研究開発を継続して参ります。
IJCB 2023 採録論文
39件の特許を取得
バックグラウンド認証®は日本・アメリカ・中国などで39件の海外特許を取得済。その他にも60を超える特許を出願中です。(2024年7月19日現在)